保健室は狭き門

看護師の仕事で病院での勤務ではなく、一般企業や学校(大学)、保育園などの保健室(医務室)、福祉施設やレジャー施設の医務室での勤務や、訪問看護ステーションでの仕事とか、心臓血管センターでの仕事もあります。患者の中には、なるべく自宅での生活を望む人も多くあります。そのような人には訪問看護という方法がとられています。

保健室勤務は、土日休み休日出勤なし、夜勤なしの所が多く人気があって狭き門になっています。
保健室での仕事には、看護師資格や保健師資格の他には必要ありません。小中学校での仕事の場合には、養護教諭の資格が必要です。これは、契約形態によって違いがあるものです。大学でも養護教諭資格は歓迎されます。教育委員会の採用試験に合格することで養護教諭免許は取得できます。養護教諭の歴史は明治時代からあるものです。
学校などの保健室の仕事は、高度な医療の方向ではなく、将来の大きい子供達の精神的な看護になりますので、やり甲斐の点では大きなものがあります。

企業や施設の保健室の仕事は、看護師としては楽な仕事、家族との時間の充実、キャリアチェンジができる、などの特徴が考えられています。転職を考える場合には、専門職ですし、看護師不足もありますので、この点に特化したインターネットのサイトも多くあり、幾つかのサイトに登録をして、自分に合ったところを探し、懇意になれるコンサルタントに巡り合ったら、経験の豊富なアドバイスを受けて、より良い転職を目指すことをお奨めです。